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2020/12/09

『日本刀の種類~太刀編②』

こんにちは。

青山不動スタッフでございます。

 

本日は『日本刀の種類~太刀編②』と題しまして、太刀の歴史を振り返ってみましょう。

 

直刀が古墳時代(五世紀以降)に作られるようになったことは、すでに記述したと思いますが

(まだの方はぜひ、『日本刀の種類~直刀編』をご覧ください。)、時代の変化とともに、直刀から彎刀へと形を変えていきます。明確な移行時期は断言できませんが、平安中期頃が境目とされているようです。

 

彎刀とは反りがついた刀で、この見慣れない“彎”という漢字は、“湾”という漢字の書き換えで、弓なりに曲がる、という意味を持つのだとか。

 

話を元に戻して、平安中期から後期の文献に、刀剣の名称が具体的に記載されているそうです。“たち“として宝剣、金銅造大刀、金装横刀などが載っているそう。

 

え、え、え?

たちってめっちゃ漢字いっぱいあるじゃん!

もう本を読んでいて、そういう細かいところが気になりすぎて、私は前に進めないのですよ。

 

今の私が知る限り、剣、大刀、横刀、太刀の4つの“たち“が出てきました。

 

色々と本を読んだ結果、[【決定版】図説・日本刀大全]に簡潔にまとめられていましたので、漢字を比較する上で重要なところだけを抜き取り、引用させていただきます。

 

剣:刀身の形態上からの名称でなく、むしろ神器の宝剣とか貴い身分の人が佩帯するものに、剣の字を宛てたのではないかと思われる。

 

大刀:奈良時代以前の上古刀のうち全長三尺(約91センチ)以上のもの。

 

横刀:奈良時代以前の上古刀のうち、大刀と比較して寸法の短いもの。

 

太刀:反りが深く、刃を下にして佩用する形式の刀のこと。

 

とありました。

また、平安時代後期に大刀が太刀の字に変わったそうです。

 

なるほど~。時代や長さの違いこそあれ、もの自体はざっくり言うと同じということか!

(こんなに乱暴なことを言って良いのでしょうか)

 

“たち“の漢字一つとっても、奥が深い刀剣の世界。

知れば知るほど疑問が出てきて、尽きることはなさそうです。

 

それでは、また次回!