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2021/01/27

『日本刀の種類~薙刀編』

武蔵坊弁慶

こんにちは。

青山不動スタッフでございます。

 

本日は『日本刀の種類~薙刀編』と題しまして、語っていきたいと思います。

 

薙刀はもともと、“長刀”と表記されていて、短刀に対しての打刀(短刀より長い刀)と区別するために、

薙刀と表記されるようになったようです。

 

薙刀は漢字表記そのままに、敵を薙ぎ払うために使われていました。

なんとなく意味は想像できますが、薙ぎ払うという響きのインパクトから辞書で調べてみましたところ、

 

刃物などで、勢いよく横に払う。(goo辞書引用)

 

という意味なのだそうです。

 

薙刀は平安、鎌倉時代から主要武器として活躍していて、その頃はまだ馬に乗って戦っていた時代ということで、薙刀で馬の脚などを薙ぎ払っていたのでしょうかね~。

ちなみに馬上での薙刀の携帯は不便らしく、弓矢を持った乗馬者が薙刀を持った歩兵を従えて戦っていたという記述も目にしました。

 

ところで、有名な薙刀使いと言えば、かの有名な武蔵坊弁慶がいます。

源義経を最後まで守り抜き、薙刀で戦いながらも、全身に矢を受けて立ち往生したという逸話は、いつ聞いてもその忠誠心に心打たれるものがあります。

 

弁慶の薙刀は岩融(いわとおし)と呼ばれていますが、現存していないため、詳しいことは分かっていません。伝えられているところによると、岩融は約106cmの大薙刀だったようです。岩融を通じて、記録があまり残されていない弁慶の姿を想像してみるのも、ロマンがありますね。

 

そうやって活躍していた薙刀ですが、馬を降り、歩兵の集団戦へと戦法が変わっていく中で、徐々に長柄武器も薙刀から集団戦で使い勝手が良い槍へとシフトしていきました。

 

そんな薙刀ですが、薙刀術として(現在のなぎなた)江戸時代には主に武家の女性が習っていたそうです。

また、薙刀を調べていく中で、なぎなた踊りという伝統芸能もあることを知りました。

 

現在も日常に“なぎなた“の存在を感じることができるようですね!

機会を作ってぜひ鑑賞してみたいです。

今までの『日本刀の種類』シリーズはこちらからぜひご覧ください→刀剣の基礎知識

それでは、また次回『日本刀の種類~槍編』にてお会いしましょう!