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【刀剣、鎧、兜、小道具】青山不動

2021/04/14

『刀身をポンポンする打ち粉はほとんど使わない?ご自宅でできる刀剣のお手入れ』

日本刀のお手入れ道具

こんにちは。青山不動スタッフでございます。

「刀剣を買ってみたはいいけれどお手入れの方法があいまい」
「刀剣のお手入れのときに必要な道具ってなんだろう」
刀剣にご興味がおありの方は、このように考えられたことがあるかもしれません。
当記事ではお手入れに必要な道具や手順、頻度などについて解説し、皆様のお悩みを少しでも解決させていただければと思います。

お手入れに必要な道具

目釘抜き

丁子油(刀剣油)

ティッシュペーパー(薬品が使われていない柔らかい高級ティッシュ)

ファイバークロスまたはネルの布

道具はどこで手に入る?

刀剣を扱っているお店や、通販などでも販売されております。
青山不動でも、目釘抜きや刀剣油、ファイバークロスの販売を行っております。

目釘抜き 1100円
刀剣油(藤代製)1650円
ファイバークロス 1650円
※価格はすべて税込価格です。

お手入れの手順

1. 刀身を鞘から抜き、柄をはずす

お手入れの準備として刀身を抜き身の状態にします。
鞘から刀身を抜いたあと、柄の目釘を目釘抜きではずし、柄から茎を抜きます。
ハバキが付いたままですとハバキ下の手入れができませんので、ハバキも取り外します。
(刃区で指を切らないよう、十分に気を付けて下さい。)

2. 刀身の油を拭う

古い油と、刀身に付着した小さなゴミを取り除く工程です。ティッシュペーパーを用いて刀身を拭います。ティッシュの面を変えて、数回拭った後、ファイバークロスで拭います。油は刀身を守る役割がありますが、時間が経ち酸化するとかえって刀身を傷めてしまう原因になります。新しい油で保護するために、古い油を除去する必要があります。
(刀の刃で指を切らないよう、十分に気を付けながら油を拭って下さい。)
刀身を打ち粉でポンポンと叩いて油を除去するお手入れの方法がありますが、打ち粉には細かい砥石が含まれているため、あまり回数を行うと刀身が傷んでしまいます。打ち粉を用いたお手入れは、現代のようなティッシュやファイバークロスがなかった時代に行われてきました。ティッシュやファイバークロスでも十分に油を除去できるため、それらを用いてお手入れを行いましょう。

3. 新しく油を塗る

テッッィシュペーパー、または5~6センチ角程度に切ったファイバークロス(またはネル)に油をしませて、区から鋒方向へ油を塗ります。
その後、ティッシュで刀の鎬筋から棟のあたりを軽く拭い、余分な油を取ります。
(刀身に油を多く塗り過ぎると白鞘内部に古い油が蓄積されて錆の原因になることがあります。刀身と空気を遮断すれば錆びませんので、油は薄く塗るようにして下さい。)
そのティッシュで区にも油をつけましょう。茎には手についた油をなじませる程度につけましょう。

お手入れの頻度

以上のお手入れは3か月に1度を目安に行いましょう。
刀身を鑑賞する際は油を拭わないと地鉄や刃文が見えませんので、その都度油を拭い、鑑賞が終わったら新しい油を薄く塗布して下さい。

最後に

刀剣のお手入れについて以上となります。
「刀剣の手入れ」というと、とても手間がかかる大変なことと思っておられるかたが多くいらっしゃいますが、実際は以上のように手軽なことです。
お手入れを適切に行うことで、大切な刀を錆びさせず保つことができます。

青山不動で取り扱っている刀剣はこちらからご覧いただけます。

HPには載せていない商品も多数ございますので、店舗にもぜひお越しくださいませ。