
鐔 古金工 菊花図
200,000円(税込)
商品説明
十六枚の花弁からなる菊花を形どった、とても薄手に造り込まれた山銅地の鐔です。
左右非対称の意匠とすることで、自然の造形の美しさや移ろいゆく儚さを感覚的に表現しています。
それぞれの花弁の表面には凹凸を付けた円形の刻印がうねるように打ち込んであります。製作当初に塗布されていたと思われる、ところどころに残る漆の痕跡と相俟って、古雅な景色を生み出しています。
茶の湯の侘び寂びにも通じる雅趣ある一枚です。
詳細データ
- 時代
- 桃山時代
- 製作手法
- 山銅地毛彫刻印打込
- 鑑定書種別
- 特別保存刀装具(日本美術刀剣保存協会)
- 縦
- 88.0 ミリ
- 横
- 83.2 ミリ
- 切羽台厚さ
- 3.6 ミリ
- 耳際厚さ
- 2.4 ミリ