
鐔 無銘 応仁 紋散花唐草図
230,000円(税込)
商品説明
薄手の鉄地に簡素な透しを施し、真鍮の線象嵌や点象嵌で古典的な文様を表した鐔を応仁鐔と呼び慣わしています。室町時代中期の応仁頃に製作が始まったといわれることから、このように呼称されています。
木瓜形の四方に猪目を透したこの鐔は、応仁鐔によく用いられる花唐草と三つ引両紋、輪違紋を散らしています。
特徴的なのは図案化した鶴を表裏に二羽ずつ意匠しているところで、古拙な応仁鐔の味わいに更なる雅味を加えています。
よく風韻を醸した一枚です。
詳細データ
- 時代
- 室町時代
- 製作手法
- 鉄槌目地真鍮据紋象嵌
- 鑑定書種別
- 特別保存刀装具(日本美術刀剣保存協会)
- 縦
- 85.6 ミリ
- 横
- 83.6 ミリ
- 切羽台厚さ
- 2.8 ミリ
- 耳際厚さ
- 3.3 ミリ