
鐔 銘 一成造 菱蟹図 ※共箱入り
180,000円(税込)
商品説明
成木一成師は昭和六年九月生まれで、刀匠鐔や尾張鐔、金山鐔などの古い鉄鐔の復元に長年挑んでこられた現代を代表する鐔工の一人です。昭和五十六年に中津川市無形文化財に指定され、平成二十一年に日本美術刀剣保存協会無鑑査作家に認定されています。
この鐔は一成師がよくモチーフとして扱っておられる蟹が変わり形に造形されております。蟹は横行介士の異名があり、古い時代から刀装具の画題に多く用いられてきました。
鍛錬の良さをうかがうことができる強靭な感じのねっとりとした黒味がかった錆色の地鉄に、耳には鉄骨がよく表れ、透しが入念に施されています。
昭和六十三年三月日の年紀が記された共箱に納められています。
※箱書き
「菱蟹鐔」
「鉄地透角木瓜角耳 昭和六十三年三月日 一成(落款)」
詳細データ
- 時代
- 昭和
- 製作手法
- 鉄地透角木瓜角耳
- 縦
- 74.0 ミリ
- 横
- 71.2 ミリ
- 切羽台厚さ
- 4.2 ミリ
- 耳際厚さ
- 5.6 ミリ